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著者：SIR RUTHERFORD ALCOCK

イギリスの医師、外交官、清国駐在領事、初代駐日総領事、同公使を務めたサー・ラザフォード・オールコック（Sir Rutherford Alcock：1809-1897）による開国前後の幕末日本見聞記。1863年刊行初版。カラー石版画、木版画の挿絵が多数収録されている。日本語訳の『大君の都』は今日においても幕末期の日本を知るための貴重な資料として長年重版されている。本書では日本人の生活や文化に触れるとともに、日本人と欧州人の生き方や考え方、制度の違いについても述べている。幕府の対応の不誠実さには時折憤慨しつつも基本的には日本人の気質を非常に好ましいものとして受け取り紹介している。生麦事件などによって日本とイギリスの関係が悪化した際でも彼は自分の目で日本を見つめ続け「日本人はとても親切な民族であり、敵対するべきではない」と本国に献言し、関係修復に努めたといわれる。遠く離れた東洋の島国の様子を世界に広く伝えた人物として、また外国文化を持ち込み日本の生活文化の形成にも大きな影響を与えたオールコックの功績は多大である。余談だがオールコックは初めて富士山に登った外国人としても有名。

■色 (背表紙)
グリーン

■一番大きい値のサイズ
高さ：22.5cm
横幅：19.0cm
奥行：15.0cm

■その他特記事項
LONDON: LONGMAN, GREEN,1863,First Edition
xxxi, 460pp. x, 539pp.
gilt title and illustrations on spine, gilt illustrations on front covers, with 2 folding maps engraved by F. Weller, 16 chromo-lithographs by M.&N, Hanhart, and 127 wood cuts by G. Pearson, complete set in 2 volumes, spotted else still a good set
ハードカバー
英語
★ページにシミヤケ有
★本文良好

＜お問い合わせ番号：RAA010＞（管理番号：231218）

【 CONDITION： A-B 】
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