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著者：Kenzaburo Oe

日本の小説家、大江 健三郎が1965年に著し岩波新書より刊行されたノンフィクション「ヒロシマ・ノート」英訳本。1945年8月6日に世界初の原子爆弾が投下された広島市を、大江は1963年に訪れ、原水爆禁止世界大会、原爆の被爆者、そして被爆者の治療に当たる医師たちを取材して著した。表題の「ヒロシマ」は単に原爆被災地「広島」を示すだけでなく広島・長崎をおそった今世紀最悪の「人間的悲惨」を象徴し、反核への意志「ノーモア・ヒロシマ」を含意している。

■Kenzaburo Oe(1935-2023)
大江 健三郎は昭和中期から平成後期にかけて活躍した現代日本文学を代表する作家の一人である。大学在学中の1958年、短編小説「飼育」により当時最年少の23歳で芥川賞を受賞。その後、新しい文学の旗手として豊かな想像力と独特の文体で、現代に深く根ざした作品を次々と発表していく。1967年、代表作とされる『万延元年のフットボール』により歴代最年少で谷崎潤一郎賞を受賞、1983年に『「雨の木（レイン・ツリー）」を聴く女たち』により読売文学賞を受賞、そして1994年には日本文学史上において2人目のノーベル文学賞を受賞した。

■色 (背表紙)
カバー：‐
本体：White

■一番大きい値のサイズ
高さ：18.5cm
横幅：1.0cm
奥行：11.5cm

■その他特記事項
出版：YMCA Press,Tokyo,1984　
装丁：Softcover
言語：English
ページ数：181pp
★P8-P11鉛筆による多数の書き込み跡有
★表紙反り有
★他経年並み

＜Contact Number：SJ287＞（Management Number：240918）(Category：日本・戦争・歴史)

【 EVALUATION： B- 】
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