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AUTHOR： Blaise Pascal
EDITOR & TRASLATOR ：Roger Ariew

17世紀フランスの哲学者パスカルが遺した断章群『パンセ』の英語版。本書はRoger Ariewによる編集・翻訳で、1958年の編集計画を軸に全5部構成とし、初期プロジェクト、雑録、神の証明、幾何学的直観、未収録断章などを収録している。冒頭には「テクストの歴史」「主要参考文献」「パスカルの生涯と時代」の年表も付され、学術的精度の高い一冊。宗教的信念と懐疑、理性と信仰の対立をめぐる思索の深淵が、現代においても鋭く響く。2005年刊行。

■ Blaise Pascal(1623–1662)
ブレーズ・パスカルは、17世紀フランスを代表する哲学者、数学者、そして神学者である。少年期より天才的な才能を示し、16歳で「円錐断面についての定理（パスカルの定理）」を発表。その後、確率論の基礎を築き、物理学では真空や気圧に関する実験を通じて自然科学の発展にも貢献した。30代以降はジャンセニスム（カトリック内の宗教改革運動）に傾倒し、信仰と理性の関係をめぐる思想に向かっていく。晩年の遺稿をまとめた『パンセ』では、「人間は考える葦である」という有名な言葉に象徴されるように、人間存在の儚さと神への信仰の必要性を静かに、しかし情熱的に語っている。短くも深い生涯を通じて、パスカルは理性と信仰、科学と宗教の「緊張と対話」をそのまま体現するような存在だった。他代表作に『Traité du triangle arithmétique（算術三角形論）』(1654)『Lettres provinciales（プロヴァンスの手紙）』(1656-1657)など。

■COLOR(spine)
Cover：‐
Main body：Blue

■SIZE （the largest part）
Height ：22.0cm
Wide ：2.0cm
Depth ：14.0cm
Weight : 0.5kg

■OTHERS
Publisher：Hackett Publishing Company（Indianapolis / Cambridge）
Binding：Softcover
Language：English
Pages：xix,328pp.

■CONDITION
Jacket : -
Body : 〇経年並み
Binding : 〇良好
Edges : △少々汚れ有
Pages : 〇良好
Text : 〇良好
Others : ‐

＜Contact Number：SFF140＞（Management Number：250803）(Category： 哲学・宗教思想・近世・フランス思想)

【 EVALUATION： B 】
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