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AUTHOR：Lafcadio Hearn

ギリシャ生まれの文筆家ラフカディオ・ハーンによる、日本の怪談と風俗に関する名著『怪談』。耳なし芳一、雪女、ろくろ首など、今日でも語り継がれる怪異譚を収めた本書は、1904年の初刊以来、英語圏における日本文化理解の礎として読み継がれてきた。本編に加え、蝶・蚊・蟻に関する文化的エッセイも収録されており、物語の魅力と同時に、明治期日本の精神風景を描き出す民俗学的価値も高い1冊。　

■Lafcadio Hearn(1850–1904)
ギリシャ・レフカダ島に生まれたラフカディオ・ハーンは、アイルランド人の父とギリシャ人の母を持ち、異文化のはざまで揺れる幼少期を過ごした。後に渡米し、新聞記者・翻訳家として活動、アメリカではニューオーリンズや西インド諸島を転々としながら文学を磨いていく。1890年、特派員として日本に渡航し、そのまま日本に魅せられ帰化。小泉八雲の名で知られるようになった。ハーンの筆致は、幻想と民俗の狭間で揺れ、どこか夢のように遠い。それでいて、そこには常に“他者を見つめる優しいまなざし”があった。日本の文化を、決して外からではなく、内なる視線で描いた稀有な作家として、今もなお愛されている。代表作に『怪談（1904年）』『知られぬ日本の面影（1894年）』『心（1896年）』など、日本人の「魂」の記録とも言える数々の作品を英語で著した。

■COLOR(spine)
Cover：‐
Main body：orange

■SIZE （the largest part）
Height ：21.0cm
Wide ：2.0cm
Depth ：13.0cm
Weight : 0.3kg

■OTHERS
Publisher： Tuttle Publishing, N.D
Binding：Softcover
Language：English
Pages：xv,240pp.

■CONDITION
Jacket : -
Body : 〇良好
Binding : 〇良好
Edges : ×ヤケ目立ち有
Pages : △シミ・ヤケ有
Text : 〇良好
Others : ‐

＜Contact Number：SJ711＞（Management Number：250724）(Category：日本文化・怪談・民俗学)

【 EVALUATION： B- 】
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