【SFF139】【FIRST EDITION】The Cambridge Companion to Pascal(2003) / Nicholas Hammond
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EDITOR: Nicholas Hammond
17世紀フランスの思想家ブレーズ・パスカルの全体像に迫る入門書。生涯と時代背景、哲学と神学、自然科学、決定理論、確率論、説得技法など、14の章で多角的に論じられる。編者はケンブリッジ大学のニコラス・ハモンド。モンテーニュやデカルトとの関係、パスカルの宗教的確信と論争的手法の変遷、さらに『パンセ』の受容史まで、豊富な論考と図版を通じて読み解く学術的ガイド。2003年刊行。
■ Blaise Pascal(1623–1662)
ブレーズ・パスカルは、17世紀フランスを代表する哲学者、数学者、そして神学者である。少年期より天才的な才能を示し、16歳で「円錐断面についての定理(パスカルの定理)」を発表。その後、確率論の基礎を築き、物理学では真空や気圧に関する実験を通じて自然科学の発展にも貢献した。30代以降はジャンセニスム(カトリック内の宗教改革運動)に傾倒し、信仰と理性の関係をめぐる思想に向かっていく。晩年の遺稿をまとめた『パンセ』では、「人間は考える葦である」という有名な言葉に象徴されるように、人間存在の儚さと神への信仰の必要性を静かに、しかし情熱的に語っている。短くも深い生涯を通じて、パスカルは理性と信仰、科学と宗教の「緊張と対話」をそのまま体現するような存在だった。他代表作に『Traité du triangle arithmétique(算術三角形論)』(1654)『Lettres provinciales(プロヴァンスの手紙)』(1656-1657)など。
■COLOR(spine)
Cover:‐
Main body:Grey
■SIZE (the largest part)
Height :23.0cm
Wide :2.0cm
Depth :cm
Weight : 0.5kg
■OTHERS
Publisher:Cambridge University Press(Cambridge),2003
Binding:Softcover
Language:English
Pages:xvi,287pp.
■CONDITION
Jacket : -
Body : 〇経年並み
Binding : 〇良好
Edges : △ヨゴレ少々有、下部に黒インク有(画像参照)
Pages : 〇経年並み
Text : 〇良好
Others : ‐
<Contact Number:SFF139>(Management Number:250803)(Category:哲学・宗教思想・近世フランス思想)
【 EVALUATION: B- 】
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