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AUTHOR： John Ruskin

19世紀英国を代表する芸術批評家ジョン・ラスキンによる有名な講演集『Sesame and Lilies』。本書には三講演が収録されており、文学の力、教育、女性の役割、そして芸術の本質に関するラスキンの深い思索が、比喩と道徳観に富んだ美しい言葉で語られている。本書は1910年刊行のコンプリート・エディション。革装とクロスの組み合わせが美しい1冊。

■ John Ruskin(1819–1900)
ジョン・ラスキンは19世紀イギリスを代表する美術評論家・社会思想家であり、詩人や教育者としても知られる。ロマン主義の影響を受けつつ、自然美や中世芸術の精神性を称揚し、近代文明と産業社会を厳しく批判した思想は、当時の芸術界のみならず、後のアーツ・アンド・クラフツ運動やガンディー、トルストイらにも大きな影響を与えた。代表作『Modern Painters（近代画家論）』ではターナーの風景画の革新性を論じ、『The Stones of Venice（ヴェニスの石）』ではゴシック建築を中世の精神の象徴として高く評価。また、晩年には社会問題にも深く関わり、資本主義批判を含む倫理的・経済的な提言を行った。ラスキンの思想は「芸術と社会の結びつき」を問い直す出発点となった。他代表作に『The Seven Lamps of Architecture（建築の七燈）』（1849）『Unto This Last（この最後の者へ）』（1860）など。

■COLOR(spine)
Cover：‐
Main body：Beige cream

■SIZE （the largest part）
Height ：19.5cm
Wide ：2.5cm
Depth ：13.0cm
Weight : 0.6kg

■OTHERS
Complete edition, contemporary half vellum, green cloth cover binding, gilt title on green morocco label, gilt design on spine and covers, top edge gilt, 10cm torn on p.221 without loss, slightly spotted side edge, otherwise a good a beautiful copy
Publisher： George Allen & Sons（London）1910（Complete Edition, One Hundred and Thirteenth Thousand）
Binding：Hardcover(half vellum)
Language：English
Pages：xxxvi, 228pp.

■CONDITION
Jacket : ‐
Body : 〇若干のヨゴレ有
Binding : 〇良好
Edges : △ヤケ有
Pages : ×シミ・ヤケ有,P.221に10cmの破れ有(画像参照)
Text : 〇通読に支障なし
Others : ‐

＜Contact Number：SL841＞（Management Number：250722）(Category：芸術・文学講演集)

【 EVALUATION： B- 】
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