【SFF108】Totalité et Infini(1971) /Emmanuel Lévinas
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AUTHOR:Emmanuel Lévinas
レヴィナスがハイデガー的存在論を批判的に乗り越え、他者との関係をすべての哲学に先立つものとして位置づけた名著『全体性と無限』。1971年刊行ペーパーバッグエディション。
■『Totalité et Infini(全体性と無限)』(初版刊行年:1961年)
「顔」との出会いから始まる倫理——それは自己と他者との関係において、暴力に抗し、応答責任を問う哲学の根幹を揺さぶる問いである。『全体性と無限』は、20世紀倫理哲学に大きな転換をもたらしたレヴィナスの最重要著作のひとつ。ハイデガー的な存在論から一歩踏み出し、「存在」よりも先行する「他者への応答性=倫理」を主張する。哲学・神学・ユダヤ思想の交差点から生まれた、深い静けさと激しさをもつ一冊。
■Emmanuel Lévinas(Emmanuel Levinas)
エマニュエル・レヴィナスは、リトアニア生まれのフランスの哲学者。フッサールやハイデガーの現象学に深く影響を受けながらも、その後は独自の倫理哲学を展開し、「他者の顔」との出会いを通じて人間存在の根源を問い直した。彼にとって倫理とは抽象的な規則ではなく、具体的な「他者」との出会いにおいて最初に立ち上がる責任であり、全哲学の第一原理であるとされた。第二次世界大戦中にはユダヤ人として強制収容所に送られ、過酷な経験を通じて、暴力と無関心の時代における「倫理の可能性」を根源から問う視座を培った。彼の思想は20世紀後半の欧州哲学に大きな影響を与え、ポストモダン思想や神学、さらには教育・文学批評など広範な分野に波及した。代表作に『Totalité et Infini(全体性と無限)』(1961)『Autrement qu'être ou au-delà de l'essence(存在の彼方へ)』(1974)『De Dieu qui vient à l'idée(観念としての神)』(1982)『Éthique et Infini(倫理と無限)』(1982)『Entre Nous(我らのあいだに)』(1991)など。
■COLOR(spine)
Cover:‐
Main body:white
■SIZE (the largest part)
Height :18.0cm
Wide :2.0cm
Depth :11.0cm
■OTHERS
Publisher: Kluwer Academic, 1971
Binding:Softcover
Language:French
Pages:347pp.
■CONDITION
Jacket : -
Body : ヨゴレ・イタミ有・経年並み
Binding : 良好
Edges : ヤケ目立ち有
Pages : ページ角折れ跡又は折れ少々有
Text : 鉛筆による書き込み少々有・本文通読に支障なし‐
Others : ‐
<Contact Number:SFF108>(Management Number:250706)(Category:哲学・倫理思想)
【 EVALUATION:B- 】
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