【SFF109】Autrement qu’être ou au-delà de l’essence(1978) /Emmanuel Lévinas
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AUTHOR:Emmanuel Lévinas
『全体性と無限』に続くレヴィナス後期思想の代表作『存在の彼方へ』。1978年刊行ペーパーバッグエディション。
■『Autrement qu’être ou au-delà de l’essence(存在の彼方へ)』(初版刊行年:1974年)
他者との出会いにおいて立ち現れる「責任」を、存在論よりも先立つ原理として哲学化した、レヴィナスの代表的著作。『全体性と無限』に続き、倫理を存在論の外へと押し出すこの試みは、20世紀後半の哲学界において根源的な問いを突きつけた。本書では、ハイデガー的存在論に対する応答として、「被ること=受動性」のうちに倫理の原点を見出し、人間存在を〈他者への応答性〉として定義する。難解でありながら、レヴィナス思想の核心が凝縮された一冊。
■Emmanuel Lévinas(Emmanuel Levinas)
エマニュエル・レヴィナスは、リトアニア生まれのフランスの哲学者。フッサールやハイデガーの現象学に深く影響を受けながらも、その後は独自の倫理哲学を展開し、「他者の顔」との出会いを通じて人間存在の根源を問い直した。彼にとって倫理とは抽象的な規則ではなく、具体的な「他者」との出会いにおいて最初に立ち上がる責任であり、全哲学の第一原理であるとされた。第二次世界大戦中にはユダヤ人として強制収容所に送られ、過酷な経験を通じて、暴力と無関心の時代における「倫理の可能性」を根源から問う視座を培った。彼の思想は20世紀後半の欧州哲学に大きな影響を与え、ポストモダン思想や神学、さらには教育・文学批評など広範な分野に波及した。代表作に『Totalité et Infini(全体性と無限)』(1961)『Autrement qu'être ou au-delà de l'essence(存在の彼方へ)』(1974)『De Dieu qui vient à l'idée(観念としての神)』(1982)『Éthique et Infini(倫理と無限)』(1982)『Entre Nous(我らのあいだに)』(1991)など。
■COLOR(spine)
Cover:‐
Main body:white
■SIZE (the largest part)
Height :16.5cm
Wide :1.5cm
Depth :11.0cm
■OTHERS
Publisher:Kluwer Academic, 1978
Binding:Softcover
Language:French
Pages:286pp.
■CONDITION
Jacket : ‐
Body : 使用感・イタミなど経年並み
Binding : 良好
Edges : ヤケ目立ち有
Pages :ヤケ有・ 数ページに渡り角折れ・折れ跡有
Text : 本文通読に支障なし‐
Others : ‐
<Contact Number:SFF109>(Management Number:250706)(Category:哲学・倫理思想)
【 EVALUATION:B- 】
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