【SS244】Essays in Zen Buddhism: First Series(1985) /Daisetz Suzuki
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AUTHOR:Daisetz Suzuki(鈴木大拙)
EDITOR:Christmas Humphreys
鈴木大拙が世界に向けて禅思想を体系的に紹介した代表作『Essays in Zen Buddhism』の第1シリーズ。仏教思想、修行、悟り、十牛図などの論考を通じて、東洋思想の深奥が明快かつ生き生きと描き出される。巻頭にはクリスマス・ハンフリーズによる序文を収録。1985年刊行アメリカ版。
■Daisetz Suzuki(1870–1966)
鈴木大拙(Daisetz Teitaro Suzuki)は、1870年に石川県金沢市に生まれた日本の仏教哲学者・翻訳者・思想家。禅宗(特に臨済禅)の思想を、20世紀初頭から中盤にかけて英語で世界に発信し、欧米における禅の普及に決定的な役割を果たした。彼は若い頃に鎌倉の円覚寺で修行し、その後、明治学院を卒業後、キリスト教・西洋哲学・比較宗教などに深く通じた知識人として活躍。1897年、鎌倉のアーネスト・フェノロサ旧蔵の経典英訳プロジェクトに携わるためアメリカに渡り、以後も国際的に活動を広げた。鈴木の著作は、宗教書でありながら文学的・哲学的な深みをもち、T.S.エリオットやカール・ユング、ハイデッガーらにも強い影響を与えた。また、仏教と西洋神秘主義との対話を試みた著作も多く、文化間の精神的橋渡し役を務めた。1966年に96歳で逝去するまで、京都の大谷大学で教鞭を執りつつ、晩年も精力的に禅の講義と著述を続けた。彼の名前「大拙(Daisetz)」は「大いなる不器用さ」を意味し、禅の逆説的な智慧を体現した号として知られる。代表作に『Essays in Zen Buddhism』(1927)『An Introduction to Zen Buddhism』(1934)『Zen and Japanese Culture』(1938)など。
■COLOR(spine)
Cover:‐
Main body:Multicolor
■SIZE (the largest part)
Height :20.0cm
Wide :3.0cm
Depth :13.0cm
■OTHERS
Publisher:Samuel Weiser, Inc.(York Beach, Maine),1985
Binding:Softcover
Language:English
Pages:387pp.
■CONDITION
Minor stain on pp.75–76.
Jacket : ‐
Body : ヤケ・ヨゴレ目立ち有
Binding : 良好
Edges : ヤケ有
Pages : ヤケ有/P75–76に小さな汚れあり(画像参照)
Text : P75–76以外良好
Others : ‐
<Contact Number:SS244>(Management Number:250701)(Category:仏教思想・禅・仏教)
【 EVALUATION:B- 】
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