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AUTHOR：Kuniyoshi Kaneko

画家・金子國義の“視線”が撮った、七人の女たち。本書『Drink Me Eat Me』は、金子がモデルたちと織りなす官能と幻想の写真世界を収めた一冊。美術家として知られる金子が、カメラというもう一つの「筆」で描き出した肉体の美学が妖しく艶やかに浮かび上がる。巻頭には金子自身による線画作品やスタイリングも収録されており、画家としての世界観と写真家としての視点が濃密に交錯する構成。モデルには深雪アキ、月映（つくは）、たまよなど、異なる個性を持つ7人の女性たちを起用。2004年、平凡社より刊行された初版初刷。

■Kuniyoshi Kaneko(1936–2015)
金子国義は、1936年埼玉県生まれの画家・美術家。東京藝術大学で日本画を学んだ後、イラストレーションや舞台美術など幅広い分野で活躍。1970年代より油彩画に転向し、独特の耽美的世界観と官能的モチーフで注目を集めた。金子の作品は江戸の浮世絵、ルネサンス絵画、少女漫画、西洋文学などの要素を自在に引用・変容し、夢と死、エロスと禁忌、演劇性と静謐さをあわせもつ稀有な美学を築いた。特に泉鏡花や澁澤龍彦といった文学との親和性も高く、多くの装丁や挿絵を手がけている。代表作には、『アリス』シリーズ（ルイス・キャロルの翻案的挿画）、『金子國義画集』、『愛のさまざま』などがあり、銀座や青山などでの個展も多数開催された。彼の絵はしばしば「視覚による詩」とも称される。2015年逝去。

■COLOR(spine)
Cover：Red
Main body：Red

■SIZE （the largest part）
Height ：23.0cm
Wide ：2.0cm
Depth ：18.0cm

■OTHERS
Publisher：平凡社（Editions Heibonsha）,2004
Binding：Hardcover
Language：Japanese
Pages：‐

■CONDITION
Jacket : 僅かに使用感有・帯付き
Body : 良好
Binding : 良好
Edges : 良好
Pages : 良好
Text : 良好
Others : ‐

＜Contact Number：SP012＞（Management Number：250625）(Category：写真集・現代美術・官能芸術・日本)

【 EVALUATION：A- 】
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