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Author：Victor Klemperer
Abridged and translated from the German edition by Martin Chalmers

ユダヤ系ドイツ人であり言語学者・文学研究者として知られるヴィクトール・クレムペラーが、ナチス政権下のドイツにおいて記し続けた膨大な日記のうち、1933年から1941年までの記録書。クレムペラーはユダヤ人でありながらキリスト教に改宗し、ドイツ人女性と結婚していたが、それでもナチス体制の下では逃れられない迫害を受けることになる。この日記には、日々の不安、友人や隣人の変化、社会全体の沈黙、そして言語の変容までもが冷静な筆致で記録されている。ときに絶望を抱きながらも「見つめ、記し続けること」に人生を賭けた彼の姿勢は、後の著作『第三帝国の言語』にも通じる洞察と倫理性を感じさせる。単なる歴史的証言を超えた、ひとりの市民による精神のレジスタンスの書。静かに燃える怒りと、言葉による生の証明が、ページをめくる者の心を深く揺さぶる。
本書は全2巻構成の第1巻にあたり、ヒトラー政権の成立から第二次大戦初期まで、ユダヤ人としての日常と精神の変化が精緻に描かれている。英訳本初版。

■Color(Spine)
Cover：Red
Main Body：Grey

■Size （the largest part）
Height ：24.5cm
Wide ：5.0cm
Depth ：16.5cm

■Others
Publisher：Weidenfeld & Nicolson, London, 1998
Binding：Hardcover
Language：English
Pages：500pp.
★全体的に使用感有
★ジャケットヤブレ・ヨゴレ・スレなどイタミ少々有
★エッジ汚れ有
★本文良好

＜Contact Number：SE011＞（Management Number ：250527）(Category：ホロコースト・歴史・日記文学)

【 EVALUATION：B- 】
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