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著者：Ellery Queen

アメリカの推理作家、エラリー・クイーンが1929年に発表した長編推理小説。本書『ローマ帽子の謎』はエラリー・クイーンの処女作であると同時に、エラリー・クイーン（作者と同名の探偵）が初登場する作品であり、タイトルに国名が含まれる、いわゆる「国名シリーズ」の第1作でもある。

■Ellery Queen
エラリー・クイーンは、フレデリック・ダネイ（Frederic Dannay：1905-1982)とマンフレッド・ベニントン・リー（Manfred Bennington Lee：1905-1971)が探偵小説を書くために用いた筆名の一つ。ダネイとリーは従兄弟同士であり、ユダヤ系移民の子である。現在はアガサ・クリスティほど広範な人気は持たないものの、日本では第二次世界大戦前から一般読者からマニアまで広く支持を集め、特に20世紀末以降の新本格派と呼ばれる作家群にはこの名を第一に挙げたり、影響を公言したりする作家が数名存在する。代表作に『Yの悲劇』など。

■色 (背表紙)
カバー：なし
本体：レッド

■一番大きい値のサイズ
高さ：24.0cm
横幅：4.0cm
奥行：16.5cm

■その他特記事項
出版：THE FRANKLIN LIBRARY,1989(Masterpieces of Mystery )
装丁：革装丁・豪華装丁三方金
言語：英語
ページ数：295pp
★ページエッジシミヤケ少々有
★表紙僅かにスレ有
★本文良好

＜お問い合わせ番号：SL262＞(管理番号：240816)

THE FRANKLIN LIBRARYとは
フランクリン ライブラリーは1964年アメリカで設立された高級雑貨ブランド、フランクリン・ミント社の一部門として誕生し、1970年代初頭から2000年までコレクター向けの革装丁本を制作していました。装丁にはオールレザーとイミテーションレザー、そしてクォーターバインディングの3パターンを採用、また革だけでなく、高品質な紙を使用し、ページのバインディングは糊付けではなく縫い付けによる製法を採用したりと細部にまでこだわった高級書籍でした。現在はフランクリン ライブラリー部門が廃止された為、市場に出回っているコレクションは全て貴重な『絶版』となります。

【 EVALUATION： A- 】
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