【SFF161】【FIRST EDTION】Spinoza & the Origins of Modern Critical Theory(1991) /Christopher Norris
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AUTHOR:Christopher Norris
20世紀後半以降の文学理論・批評理論の変革をスピノザ思想の視点から再解釈する画期的な研究書。著者クリストファー・ノリスは、マルクス主義・精神分析・脱構築など現代思想の流れを背景に、スピノザを批評理論の起源のひとつとして位置づける。特にデリダやアルチュセールらの議論とスピノザ的伝統の接点を論じ、批評理論の新たな展望を切り開く。〈Bucknell Lectures in Literary Theory〉シリーズの一冊として刊行された本書は、スピノザ研究のみならず現代批評理論を学ぶ上でも重要な位置を占める学術的著作である。1991年刊行初版。
■Baruch Spinoza(Benedictus de Spinoza)(1632–1677)
オランダの哲学者バールーフ・スピノザは、17世紀合理主義を代表する思想家のひとりである。アムステルダムのユダヤ人共同体に生まれ、若くして伝統的宗教観からの逸脱により破門を受けたが、孤高の学問生活を送りながら独自の哲学体系を築いた。
彼の思想はデカルト哲学の延長にありながら、物質と精神を「唯一の実体」の異なる様態とみなす汎神論的世界観に特徴づけられる。『エチカ』において、神=自然と同一視する体系を展開し、理性による自由、心身平行論、感情の力学を論じ、近代思想に大きな影響を与えた。
スピノザの思想は当時の宗教権威から異端視されたが、後世の啓蒙思想やドイツ観念論、さらに現代の哲学や政治理論においても重要な参照点となっている。眼鏡職人として生計を立てながら、真理探究に全生涯を捧げた哲人であった。他代表作に『Tractatus Theologico-Politicus』(1670)『Tractatus Politicus』(1677)『Principia philosophiae cartesianae』(1663)など。
■COLOR(spine)
Body:Black
■SIZE (the largest part)
Height :22.5cm
Wide :3.0cm
Depth :15.0cm
Weight : 0.5kg
■OTHERS
Publisher:Basil Blackwell (Oxford, Cambridge, Massachusetts).,1991
Binding:Hardcover
Language:English
Pages:vii, 322pp.
■CONDITION
Body : Good - 概ね良好
Binding : Good - 僅かに緩い
Edges : Very Good - 良好
Pages : Near Fine - 非常に良好
Text : Near Fine - 非常に良好
<Contact Number:SFF161>(Management Number:250906)(Category:哲学・近世哲学・理性論・倫理学)
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