【SJ754】【TUTTLE EDITION】The Three-Cornered World(1965) /Soseki Natsume
¥9,900
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AUTHOR:Soseki Natsume
TRANSLATOR:Alan Turney
夏目漱石の代表的作品『草枕』(1906)の英訳版。芸術家である主人公が山中をさまよい、ある温泉宿に滞在しながら、宿の女主人・お那美との交流を通して芸術と人生の意味を探求する物語である。漱石独特の詩的で象徴的な文体は英訳においても生かされ、自然描写や人生観が繊細に描かれる。UNESCO「世界文学代表作シリーズ(Japanese Series)」の一冊として刊行された、学術的にも価値の高い翻訳版。本書は1965年に刊行されたタトル版。
■Soseki Natsume(1867-1916)
明治時代の文豪、本名・夏目金之助。東京出身。東京帝国大学で英文学を学び、後に英国に留学。帰国後は英文学者として教鞭をとるが、1905年に発表した『吾輩は猫である』(1905年)の大ヒットを契機に作家へ転身した。彼の作品は、明治の急激な近代化と西洋化の波に揺れる日本人の心の葛藤を、鋭い観察とユーモア、そして哲学的な内省をもって描き出している。初期の作品にはユーモラスな作風が多いが、後期になるにつれ人間の内面に深く切り込む重厚な作風へと移行していく。代表作には、文明批評と個人の孤独が交錯する『草枕』(1906年)、社会への違和感を描いた『坊っちゃん』(1906年)、近代的自我を問い直す『それから』(1909年)、『門』(1910年)、そして絶筆となった『明暗』(未完、1916年)などがある。日本語の美しさと思想の深さをあわせ持ち、「言葉を通して生きるとは何か」を追い求めた漱石は、今なお国内外で読み継がれる存在である。
■COLOR(spine)
Body:Beige
■SIZE (the largest part)
Height :19.0cm
Wide :1.5cm
Depth :11.0cm
Weight : 0.2kg
■OTHERS
Publisher:Charles E. Tuttle Company, Inc.(Tokyo / Rutland, Vermont),1965
Binding:Softcover
Language:English
Pages:184pp.
■CONDITION
Body : Good- ヨゴレ・使用感有
Binding : Very Good - 良好
Edges : Good - シミ・ヤケやや目立ち有
Pages : Fair - ハーフタイトルページ一部分離有(販売中に分離が多少進む可能性があります。予めご了承ください)・フロントフライリーフとリアフライリーフのシミ・ヤケ目立ち有・ページ内一部シミ・ヤケ目立ち有
Text : Good - 通読に支障なし
Others : None
<Contact Number:SJ754>(Management Number:250824)(Category:日本近代文学)
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