【SFF127】Le Séminaire, Livre III: Les psychoses(1981) /JACQUES LACAN
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AUTHOR:JACQUES LACAN
ジャック・ラカンラカンによるセミナール第3巻『Les psychoses』は、1955〜1956年の講義録に基づく精神分析の基礎文献である。本巻においてラカンは、フロイトと構造主義的言語理論を踏まえながら、精神病(psychose)の構造的理解を目指す。とりわけ、「名-の-父(Nom-du-Père)」の欠如、“le point de capiton(キルティング・ポイント)”、“le signifiant primordial(根源的シニフィアン)”といった概念を駆使し、主体の編成における象徴界の役割とその断絶の問題を精緻に論じている。1981年刊行。
■JACQUES LACAN(1901–1981)
ジャック・ラカンは1901年にフランス・パリで生まれた精神分析家・哲学者。もともとは医学と精神医学を学び、やがてフロイトの理論に深く傾倒しながらも、独自の視点から再解釈を進めた。彼は言語学や構造主義を精神分析に導入し、「無意識は言語のように構造化されている」という名高い命題を打ち立て、20世紀後半の人文学・哲学に大きな影響を与えた。1950年代には「フロイトへの回帰」を提唱し、精神分析の理論的刷新を図る一方、その難解な語り口と独創的な講義スタイルは賛否を呼んだ。彼のセミネール(公開講義)は多くの知識人を惹きつけ、ジャック・デリダやスラヴォイ・ジジェクなど後世の思想家にも決定的な影響を与えた。ラカンは1981年にパリで没したが、彼の思想はいまなお精神分析、文学理論、映画批評、フェミニズム思想など多様な分野で生き続けている。代表作に『Écrits(エクリ)』(1966)、『Le Séminaire, Livre XI: Les quatre concepts fondamentaux de la psychanalyse(精神分析の四基本概念)』(1973)、『Le Séminaire, Livre XX: Encore(アンコール)』(1975)など。
■COLOR(spine)
Cover:‐
Main body:Beige cream
■SIZE (the largest part)
Height :24.5cm
Wide :3.0cm
Depth :16.0cm
■OTHERS
Publisher:Les Éditions du Seuil(Paris),1981
Binding:Softcover
Language:French
Pages:362pp.
■CONDITION
Jacket : ‐
Body : ヤケ・ヨゴレ・使用感有
Binding : 良好
Edges : 上部やや目立つシミ有
Pages : 経年並み
Text : 良好
Others : ‐
<Contact Number:SFF127>(Management Number:250710)(Category:精神分析・哲学)
【 EVALUATION:B- 】
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