【SL811】Wuthering Heights(2018) /Emily Brontë
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AUTHOR:Emily Brontë
19世紀英国文学の中でも際立った異彩を放つブロンテの作品『Wuthering Heights(嵐が丘)』。HarperCollinsのインプリントHQから2018年に刊行された美しいハードカバー版。2018年刊行。
■『Wuthering Heights(嵐が丘)』(初版刊行年: 1847年)
『嵐が丘』は、19世紀の英国文学において最も異色かつ激烈な情熱を描き出した、ブロンテ唯一の長編小説。荒涼としたヨークシャーの荒野を舞台に、孤児ヒースクリフとキャサリンの宿命的な愛と復讐が、時を越えて繰り返されていく。彼らの愛は純粋であると同時に破壊的でもあり、人間の本能、憎しみ、そして超自然的な気配をも纏って描かれるその物語は、単なるロマンスの枠をはるかに超えている。当時はその過激さゆえに評価が分かれたが、後にゴシック文学の傑作として再評価され、20世紀以降は心理小説・女性文学の先駆として読まれている。
■Emily Brontë(1818–1848)
エミリー・ブロンテは、19世紀ヴィクトリア朝イギリスを代表する作家・詩人。1818年、ヨークシャーの牧師館に生まれ、姉シャーロット、妹アンとともに文学一家として知られる。兄ブランウェルを含む4人の兄妹は幼少期から空想世界「ゴンダール」や「グラス・タウン」の物語を創作し、書くことに没頭していた。彼女の唯一の長編小説『嵐が丘(Wuthering Heights)』(1847)は、当初その激しさと異端性ゆえに物議を醸したが、後に英文学の傑作として認められるようになった。荒野(ムーア)と魂の激突、愛と死の循環、社会に馴染まない人物像――それらを、静かで峻烈な筆致で描ききったこの作品は、今もなお世界中の読者を魅了している。詩人としても才能を発揮し、1846年には姉妹と共にペンネームで詩集を自費出版。彼女の詩は自然と魂の孤独を深く結びつけ、死生観と静謐な力を湛えている。しかし、エミリーは結核のため30歳という若さで死去。生前の出版物はわずかだったが、死後その評価は高まり、孤高の天才としてのイメージが確立された。
■COLOR(spine)
Cover:‐
Main body:Multicolor
■SIZE (the largest part)
Height :22.5cm
Wide :4.0cm
Depth :14.0cm
■OTHERS
Publisher:HQ,2018
Binding:Hardcover
Language:English
Pages:430pp.
■CONDITION
Jacket : ‐
Body : 極わずかにスレ有
Binding : 良好
Edges : 良好
Pages : 良好
Text : 良好
Others : ‐
<Contact Number:SL2018>(Management Number:250621)(Category:英文学・ゴシック小説・女性)
【 EVALUATION:A- 】
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