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AUTHOR：Ferdinand de Saussure

フェルディナン・ド・ソシュールがジュネーヴ大学で行った「第1回講義」と「第3回講義」の内容を、それぞれRiedlingerおよびConstantinによる聴講ノートに基づいて復元・編纂した1冊。小松英輔によって校訂され、1993年に学習院大学より刊行された非売品。

■Ferdinand de Saussure(1857–1913)
フェルディナン・ド・ソシュールは、スイス・ジュネーヴ出身の言語学者で、現代言語学および記号論の創始者のひとりとして広く知られている。彼の生前に刊行された著作は少ないが、没後に弟子たちによって編集・刊行された『Cours de linguistique générale』（一般言語学講義）が20世紀の知の地図を塗り替えた。彼の理論は、言語を「ラング（langue）」と「パロール（parole）」という2つの側面に分け、また記号を「シニフィアン（能記）」と「シニフィエ（所記）」の関係として捉えるという革新的な視点を導入した。この分析枠組みは後にロラン・バルト、クロード・レヴィ＝ストロース、ジャック・ラカンらに影響を与え、構造主義やポスト構造主義の基礎理論ともなった。静かな研究者でありながら、ソシュールの思想は哲学・文学・人類学・精神分析にまで波紋を広げ、20世紀の知の根幹を揺るがせた。彼が描いたのは、言語という目に見えない構造の深淵であり、私たちの思考の枠組みそのものだった。

■COLOR(spine)
Cover：‐
Main body：Blue

■SIZE （the largest part）
Height ：21.5cm
Wide ：2.5cm
Depth ：15.5cm

■OTHERS
Not For Sale publication, original navy cloth with gilt title on spine, preserved in original slip-case, VERY GOOD COPY
Publisher：Université Gakushuin（学習院大学）,1993
Binding：Hardcover
Language：French
Pages：368pp.

■CONDITION
Slip-case : ヨゴレ・使用感有
Body : 良好
Binding : 良好
Edges : 良好
Pages : 良好
Text : 良好
Others : ‐

＜Contact Number：SG168＞（Management Number：250706）(Category：言語学・記号論)

【 EVALUATION：B⁺ 】
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